イライラしてるとちょっとしたことで感情が爆発しそうになりますよね。
特に子育て中、気づいたら声を荒げている自分がいたなんてことも。
でも実は「ある法則」を知ってるだけで、感情の爆発は抑えられることが研究でわかってるんですよ。
そこで今回は、知ってるだけで子供にもっと優しくなれる「ある法則」について書きます。
「いつも子供にキツく言い過ぎちゃってるんだよな」
「自分の感情がコントロールできたらな」
あなたがそんな悩みを抱えてるなら、読んでみてください。
子育てのイライラに効果のある6秒ルールと40秒ルール
まず、子育て中のイライラって根本的には解決できないんですよ。
すいませんいきなりネガティブなこと言って。
理由は自分のペースで物事を進められないからですね。
まずそれを仕方ないと受け止めることは必要です。
その上で感情を爆発させない秘訣を教えます。
先日こんなツイートをしました。
これはたまたま読書で得た知識でした。
その本ではこんなことが書かれています。
- 怒りの度合いは脳内アドレナリンの分泌量で決まる
- アドレナリンの分泌は出始めて6秒後までがピーク
- 20秒〜40秒の半減期を抜ければ怒りはほぼおさまる
怒りの度合いはこんな感じで決まってるようです。
こうやって人間の感情を論理的に説明できると、かなりメンタル安定する気がしますよね。
あとは自分の怒りの瞬間に自覚できるかどうか、ですかね。
ではあなたが怒り爆発したときって、どんなシーンだったか覚えてますか?
私は大抵の場合、爆発の前から些細なことでイライラしていることがほとんど。
例えば食事中、6歳の次女が全然ご飯を食べようとしなくてイライラしてるときに3歳の長男がコップをひっくり返して思わず声を荒げてしまった。
とかがいい例ですかね。
こんな感じで、ほとんどの場合怒りのピークを迎える前に小さなイライラがいくつかあると思うんですよ。
だからイライラしてる時は自分に「6秒ルール、40秒ルール」と言い聞かせておくだけ。
これでとっさのイレギュラーにも冷静に対応できるんですよ。
「それだけで本当に怒りをコントロールできる?」と思ってしまいますよね。
そこで、次に私が実践して効果があった事例を紹介します。
実際に感情コントロールできちゃった話
これも最近の話。
先程のツイートをした週の日曜日の話です。
朝、掃除機をかけようとしてた時のこと。
子どもの散らかしたおもちゃやらゴミやらで床がなかなか片付かないという状況でした。
そう、完全にイライラしてたんですよね。
でもこのタイミングで、運良く6秒ルールの事を思い出せたんです。
「もし今子どもたちが何かやらかしても、とりあえず6秒我慢してみよう。」
そう決心すると意外と何も起こらないもので、数分で床を片付け終えることができました。
さあ掃除機をかけるぞ、とコンセントを刺そうとしたときのことです。
「ま、曲がってる」
コンセントの端子がすんごい角度に変形してたんです。
犯人はさっき掃除機をいじってた3歳の長男。
一気に高まる怒りのボルテージ。
「1、2、3、4、5、6」
ちゃんと覚えてましたよ。
自分で自分を褒めたいです。
そして確かに、6秒待つと爆発的な怒りが通り越していくのがわかりました。
とはいえまだまだ気持ちは収まりきってはいない。
ここから深呼吸で40秒数えてみました。長男の顔を見つめながら。
するとなんと、心が穏やかになっていくんですよ。
それだけじゃありません。
この数十秒の間に、長男にどのような言葉をかけようかと冷静に考えられたんです。
「よかったね、電気でバチンッてならなくて。これは危ないから触らないほうがいいよ。」
紳士!紳士すぎる。
「うん、わかった!」
長男も、声を荒げて怒られるよりよっぽど素直に聞けたんだと思います。
以前の私と違うのは、6秒ルールと40秒ルールのことを知ってることだけ。
本当に知ってるだけで感情をコントロールできるなんて。
文字通り「知らなきゃ損」ですよね。
まあ、どんな場面でも100%感情をコントロールできるわけではないですけどね。
私もこの出来事の翌週に、職場の先輩にキレるなんてことがありました。
この時は6秒ルールの事をすっかり忘れてましたね。
まだまだ修行が必要なようです。
父親の悩みには読書がおすすめ
今回は、知ってるだけで怒りの爆発を抑えられる「6秒ルール」「40秒ルール」について書きました。
この6秒ルールと40秒ルールは、たまたま読んでいた本のごく一部に書かれていた情報なんです。
一応紹介しておきます。
樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」という本です。
有名書籍ですね。
タイトルを見ればわかる通り、この本はアウトプットについて書かれています。
この中では6秒ルールや40秒ルールといった知識は、おまけ程度に書かれているんです。
でもそれが私には、どの情報よりも輝いて見えたわけです。
なぜなら私が子育てのイライラに悩まされていたから。
「どうすれば感情的に怒らないようになれるか」
そんな事を頭の片隅で考えていたんだと思います。
こんな風に、読書をしていると普段ぼんやり考えていることのヒントが急に現れたりするんですよ。
父親であるあなたも悩みの1つや2つ、きっとあるはず。
ジャンルは問わず、どんな本からでも得られるヒントが必ずあります。
ぼーっと考えているより確実に前に進めるはず。
ちなみに私は、通勤中に「耳で読書」をしています。
運転中でも無理なく読み進められるのでかなりおすすめですね。
電車通勤中も、イヤホンで読書がはかどりますよ。
初回は誰でも無料で1冊ダウンロードできます。
あなたが読みたかった本があるかもしれませんね。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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