「なんでこんなに仕事と家庭に振り回されなきゃいけないんだ」
これ、20代前半の頃の私の声です。
仕事に精を出すと家庭が不安定になったり。
ちょっと家庭を優先してみると、今度は上司からのお説教。
あの頃はもう完全に萎えてたのを覚えてますね。
時は流れ32歳になった今も、9歳・6歳・3歳の子どもを育てる現役パパです。
しかしどういうわけか、最近だと毎日2時間ほどブログ執筆や読書の時間が取れてるんですよ。
これほどまで子育て生活に余裕ができたのはなぜか。
思い返してみると、3年前にとった”ある行動”がきっかけだったんだと気づいたんです。
そこで今回は、
- 「子供の成長していく姿をもっと近くで見ていたい」
- 「もうこれ以上会社の都合で家族に迷惑かけたくない」
なんて思ってるお父さん向けに、生活を好転させる”ある行動”について書いていきます。
子育て前提の転職活動で生活が好転
そう、”ある行動”とは転職のことですね。
大事なのはとにかく子育てを念頭におくこと。
転職活動でありがちなのが、内定が欲しいあまり曖昧なデメリットを甘んじて受け入れてしまうパターン。
例えば、
「顧客の都合によっては休みの日も出勤してもらうことがまれにあります」
とか
「ゆくゆくは県内の事業所間で異動になる場合もあります」
とかですね。
この辺をOKしてしまうと子育てに支障をきたすようなイレギュラーが簡単に発生したりするんですよね。
子育て前提の転職では、こういった条件は飲まない方がいいでしょうね。
そんなこんなで私の場合は、「家にいられる時間を少しでも多くする」というコンセプトで仕事を探しましたね。
そこで最も重視したのは、通勤時間。
残業時間ってどうしてもコントロールできない部分が大きいですからね。
それなら大きく変動することがない通勤時間を削ろうと思ったんですよ。
とにかく近所の会社を徹底的に探しました。
他の記事で書きましたが、結果的にこの時の転職で通勤時間を片道1時間から片道わずか10分に短縮できたんです。
これだけで1日あたり1時間40分も長く、家に居ることができるようになったワケです。
あと意外な副産物もありましたね。
何かというと、「寄り道が激減する」という効果。
経験談として、通勤時間が長いと途中でトイレに行きたくなったり、
帰りなんかはふらふらーっとコンビニに入っちゃったりしがちなんですよ。
でも今は、寄り道ゼロ。
というか、寄るコンビニがほとんどない。
その結果1日10〜20分ほどの「寄り道時間」も短縮できたということですね。
なんだかんだで1日あたり2時間ほど、家にいられる時間が増えました。
それによって何が変わったかというと、色々あるんですが、
いちばんは子供たちの就寝時間が安定したことですかね。
どういうことかというと、私の帰宅時間が早くなったおかげでお風呂に入れたり歯磨きをしたり寝かしつけたりが滞らなくなったんです。
簡単にいうと「大人2人がいれば、そりゃ子供の寝かしつけまでのタスク処理は順調に進むよね」ってことです。
(ちなみに冒頭で書いたブログ執筆や読書は子供の就寝後や早朝にやってます。)
あくまでも一例として書きましたが、通勤時間の短い職場への転職が子育てに好影響を及ぼすのは間違いなさそうですよね。
父親になると適職が変わるのは当たり前
とはいえ、転職ってやっぱり気がすすまない。
2度の経験がある私でも、いま転職を勧められたら後ずさりしてしまいますね。
でも冷静に考えると、新卒で会社を選ぶときに子育てのことなんて考える人はいないワケですよ。
つまり1度も転職していない人が子育て世帯に適した仕事をしているなんてことは、ほとんどないはずなんです。
適さない環境で子育てと仕事の両立をしていくのは、ハッキリ言って無理なのでやめましょう。
子育てはあきらめて奥さんに任せるか、転職するかの2択。
日本のサラリーマンパパの半数以上が前者という現状で、どちらを選ぶのかはあなた次第ですよ。
どちらにせよ、子供ができて視点が変わった今が仕事を見直す最善の機会ですよね。
事実、「子育てと両立ができない仕事」は存在する
ところで、こんなこと思ったことありませんか?
「そりゃ独身だったらもっと仕事で成果出せるよなぁ」
そんな器のちっさいことは思わないですかね。
正直、私は思ってましたね。
完全に独身貴族を妬んでいました。笑
でもこれ、結局のところ「そう思わざるをえない会社」に居たというだけなんですよ。
言い換えると、「プライベート犠牲で成果があげられる仕事」です。
私が以前勤めていた不動産営業の仕事はまさにそれでしたね。
売れてる時ほど残業時間や休日出勤が多くなる仕事で、給料とプライベートが完全にトレードオフでした。
もちろん私の力不足もありますが、これでは子育てとの両立は無理だと悟りました。
とにもかくにも大切なのは「時間」。
上で書いた通勤時間もそうですし、残業時間も長ければ長いほど「子育てと両立できない仕事」に近づいていきます。
自分の仕事の判断基準にしてみてください。
環境を変えて、公私のバランスを取り戻す
以上、子育て人生を好転させる”ある行動”についての話でした。
簡単にまとめると、
「あなたが仕事と子育ての両立で悩んでるのは、単にあなたの職場環境が子育て世帯には合わないからだよ。」
「十分な時間確保ができる仕事・職場環境に身を置けば、自然と子育ては良い方向に向かうよね。」
そんな話でした。
試しに近場にどんな会社があるのか、ググってみるといいかもしれませんね。
結局、頭の中で考えてるだけでは景色は変わらないんですよ。
でも何か行動を起こせば、ちょっとずつ新しいものが見えて来ます。
この記事が少しでも役に立てたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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